好きになった相手がたまたま既婚者で、不倫関係に陥ってしまった、というケースはけして珍しいことではありません。
ところが、自分では納得しているつもりでも、実は相手の男性の口車に乗せられてしまっている、ということもあり得ます。
もしかして、あなたの好きになった既婚男性はズルい人なのかも?
少しでもそう思える要素があるなら、彼との関係は見直したほうが良いかもしれません。
というのも、ズルい既婚男性とどれだけ関係を続けても不倫愛が実るどころか、時間の無駄に終わってしまったりあなたに大きな傷を残すかもしれないからです。
そこで今回は関係を見直すべきズルい既婚男性の特徴や本音などを紹介していきたいと思います。
不倫にハマらせるズルい既婚者男性の手口
好きになった相手のことは悪く言ったり考えたりしたくないものですが、残念ながらやはり不倫に走るような既婚男性は根本的にズルいものです。
自分には帰る家庭があるのに、自分の都合で別の女性との時間も楽しんでいるわけですから、この点はどんなに言い繕っても否定はできないでしょう。
同時に、ズルい男というのは女性の心理をよくわかっている人が多いもの。
普段は冷たく接してくるくせにこちらが別れようとすると急に優しくなったり、タイミングよく前から欲しいと言っていたものをプレゼントしてくれたりなどは典型的な手口です。
また、ズルい男性は、付き合いが長くなるほど女性の側に情が湧いて、なかなか自分から離れられなくなるということもよく知っています。
その心理につけ込まれてしまえば、別れるタイミングを逃し、ドロドロの不倫関係から抜け出せなくなってしまうという事態にもなりかねません。
もちろん、本気で奥さんとの関係を清算し、あなたと誠実に付き合おうと考えている既婚男性が全くいないわけではありません。
ですがこのような男性はむしろ少数派。既婚者の多くはずるい考えを持つ男性である、ということは忘れないようにしましょう。
特にズルい既婚男性の特徴
不倫に走ったり、奧さんがいるのに独身の女性からの告白を気軽に了承してしまうような既婚男性は基本的にズルいものですが、中でも特にズルい男性はどんな特徴を持っているのでしょうか?
自分の保身が優先
不倫は男女双方にとって、会社での社会的地位や家族の崩壊などを招くリスクの高い行為です。
場合によっては噂が立つだけでも仕事などに影響が出てしまうこともあるでしょう。
特に男性にとって、仕事というのは人生の中でもかなり重要な要素。特にズルい既婚男性は、不倫がバレそうになると、真っ先に自分の立場を守ろうとするでしょう。
ちなみにこういうズルさのある男性は、普段の仕事の中でもその傾向を垣間見ることができます。
たとえば、仕事で何かトラブルがあったときに自身より立場が弱い後輩や部下などに責任転嫁する。あるいは、責任の所在が自分にないことを真っ先にはっきりさせたがる男性などですね。
こうした男性は恋愛においても責任を免れたがる可能性が高いと見て良いでしょう。
口達者
自分では気をつけていたはずなのに不倫にハマってしまったという女性の中には、口達者な男性に乗せられてしまったというケースも多いものです。
不倫関係にある場合、相手には家庭がありますからどうしても会えない時間が多いですよね。そんな時には、別れた方がいいのかも、という考えが何度も頭をよぎることでしょう。
しかし、実際に既婚男性に別れを切り出したとしても、相手がズルい男性である場合、あれこれと言い訳をされたりはぐらかされたりして、結局上手く丸め込まれてしまうのです。
また、さらに注意が必要なのは、ズルい男性は口達者なだけではなく聞き上手でもあるという点です。
自分の話や自慢話ばかりしている男性とは話していても楽しくないものです。しかしこうしたズルい男性は自分の話だけでなく相手の話、愚痴などもしっかり聞いて、励ましてくれたり必要なアドバイスをくれたりなど、会話をしているだけでも楽しいものなのです。
だからこそ、なかなか離れ難くもなってしまうのです。
自分の時間を優先する
仕事があるのはもちろんですが、結婚しているのですから彼にとっては家庭のために使う時間も時間を割かなければなりません。
不倫関係である以上、このように会える時間が限られてくるのは致し方ないといえばそうなのですが、上記に輪をかけて、あなたと過ごすよりも自分の趣味などのための時間を優先するタイプの男性なら、気をつけた方がいいでしょう。
こうした男性は次のデートの予定を立てるのを嫌がったり、反対にあなたの都合はお構いなしに自分の時間が空いたからと突然会おうと言ってきます。
それだけあなたのことを都合のいい存在としか認識していないということなのです。こういう男性には気をつけた方が良いでしょう。
こまめにプレゼントしてくれる
誕生日や記念日などのわかりやすいタイミングだけではなく、ズルい男性は女性心理を心得ていますから、特になんでもない日にサプライズをしかけてくるなど、こまめにプレゼントしてくる人も多いものです。
またプレゼントもモノだけではなく、前から行きたかった場所への旅行や、あなたが言って欲しかった言葉など、バリエーションも豊富。
常日頃からこうしたワクワクを演出してくれる彼に、あなたもつい関係を断ち切れなくなっていませんか?
仕事ができる
ズルい、と聞くと悪いイメージを抱く人も多いかもしれませんが、裏を返せばそれだけその男性にのコミュニケーション能力が高いことの証左でもあります。
周囲の反応を事細かに読み取れ、適切な気配りもできれば、女性にモテるのはもちろん、仕事もうまくいくのは当然といえば当然ですよね。
また、英雄色を好む、なんていうことわざもありますが、仕事ができる男性なもともと活力に溢れ、精力的な人も多いもの。仕事にむけているそうした要素を女性に対しても向けるんですね。
そして、ズルい男性は仕事ができることそのものが持つ魅力をよく知っているので、それを女性へのアピールに使うことも忘れません。
特に上司ウケが良くて出世コースに乗っている、他人を押し退けてでも自分の手柄を勝ち取ろうとするタイプは注意が必要かもしれません。
メールの文章がシンプル
ミステリアスな男性というのは魅力的ですよね。本心が見えづらいからこそ、より一層相手のことが気になってくる、という経験がある人もいるのではないでしょうか。
こうした面は直接会話するときだけでなく、メールなどでの場合も同様です。たとえば絵文字やスタンプなどをほとんど使わず、シンプルな文面でメールやLINEなどを送ってくる男性の場合、女性が深読みしてくれることを狙っている可能性があるのです。
また、絵文字やスタンプを使用する男性は若い印象を与えることもあるかもしれませんが、同時にやや軽薄なイメージを与える場合もあります。
そうしたイメージを避けるために絵文字やスタンプの利用を避けているというケースもあり得るのです。
なお、不倫がバレるきっかけとして、メールやLINEのスタンプなどを奥さんに見られたから、というケースは少なくありません。
それを防止するためにも、不倫慣れしているズルい既婚男性ほど、シンプルなメールを送りがちなのです。
お店選びが上手
普通のカップルのデートであれば、お店の雰囲気や料理の味などのお互いの好みといった条件でお店を選べば十分に楽しめるでしょう。
しかし、不倫の場合は、知り合いに会ったり見られたりする心配の少ない個室があったり、それでいてリラックスできる雰囲気のお店など、通常のカップルよりも気を使わなければならない要素がいくつかあります。
また、彼には家庭がありますから、そうそう高いお店に頻繁に通うことはできません。既婚男性の中には不倫相手にタクシー代を出してくれることもありますが、ズルい男性はこのタクシー代も計算に入れた上でお店選びをしている場合も。
お店選びが上手な男性は、不倫の経験が豊富なタイプと言えるかもしれません。
ズルい既婚者男性の最低な不倫の言い訳
不倫に走るようなズルい既婚者男性は言い訳も達者です。
特にその言い分を言い訳と感じさせないような男性にはかなり注意が必要と言えます。
では、具体的にはどんな言い訳を使うものなのでしょうか。
妻との関係はすでに冷え切っている、愛はない
不倫をする既婚者男性の多くは、妻との関係はすでに冷え切っている、妻に対して愛はもうない、といったことを口にしがちです。
ですが、この手の男性は実際に離婚する気はないケースがほとんど。
こうした言葉は、不倫関係を持続させるために女性に期待を持たせようとする意図で発されている可能性が高いのです。
信じたいと願う気持ちはわかりますが、あまり間に受けないことをオススメします。
愛しているのは君だけだ
不倫関係も長くなってくると、本当に彼は自分のことを愛しているのだろうかと不安になりますよね。
そんな時、自分のことを愛しているのかとたずねることもあるかもしれませんね。そして、そんなあなたに彼はきっと、愛しているのは君だけだ、妻のことは愛していない、と答えてくれることでしょう。
しかし、こうした言葉もあまり本気に捉えない方がいいでしょう。なぜならズルい既婚者男性は、そういえばあなたが納得してくれるであろうとわかっているからです。
特に何度もあなたに対して愛しているというような男性には注意しておきましょう。
愛しているからこそ大切にしたい
君のことを愛しているからこそ大切にしたい、という言葉も、ズルい既婚者男性にとっては常套句。
こうした言葉を口にする相手に、いつ離婚してくれるのかと尋ねたとしたら、話は進めているけれど慎重にことを進めないと、などと返してくることでしょう。
ですが、そもそも女性を大切にするような人であれば、不倫をすることも、あなたを傷つけることもないはずです。
それに、あなたのことを本気で愛しているのであれば、すでに離婚に向けて動き出しているか、いつ離婚するのかというあなたの問いに関して、期限を切って回答してくれるはずです。
そうしないということは、本気で離婚するつもりも、あなたとの将来を真剣に考えるつもりもないということです。
子どもがいるから仕方なく結婚している
子どものために、というのもズルい既婚者男性のお決まりのセリフの一つです。
子どもができたから妻とは仕方なく結婚した。妻への愛は冷めているが、子どもがいるから仕方なく離婚せずにいる。
しかし本当にお子さんのことが大事なら、発覚したらきっとお子さんが傷つくであろう不倫行為は行わないはずです。
そもそも、よく考えればあなたのこととお子さんとのことは本来全く関係のない別々の問題です。
それでも子どものため、と言い訳をするのは、そういえばあなたがお子さんのことを思って離婚を迫ったりといった彼にとって面倒な展開を回避できるというズルい考えがあるからなのです。
君がそれを願うならいつ別れてもいい
君がそれを願うなら、君が不幸になるなら、という枕詞と共に、いつ別れてくれてもいい、と口にする既婚者男性もいます。
ですがこれも、必ずしも本当にあなたのことを考えて言っている言葉であるとは限りません。
というのも、特に不倫経験が豊富な男性は、そもそも1人の女性にこだわりません。言い換えれば、不倫相手は誰でもいいというわけです。
そして、過去に何度も不倫してきた男性ほど、あなたと別れてもまた別の女性と関係を持てばいい、その相手はすぐに現れる、とわかっています。
また、女性の側から自主的に別れを切り出させた方が後腐れが少ないことも理解しています。
だからこそ、あなたの意志を尊重して別れよう、という言葉選びをするのです。
君が望むようにすればいい
不倫に限らず、モテる男性は自分の意志をハッキリとは主張しません。君はどうしたい、君が望むようにすればいい、といった言葉で相手の意志を引き出そうとします。
そこで、あなたと共にいたいと答えれば、そう答えた女性はこれが自分の意志なんだからとズルズル関係が続けてしまいます。別れたいと答えれば、それが君のためになるなら、と彼は離れていくことでしょう。
これは言い換えれば、自分の責任を放棄し、相手任せにしているということでもあります。そして、これはズルい既婚者男性ならではの手口でもあるのです。
ズルい既婚者男性の本心
ここまで紹介してきたようにさまざまな手練手管を用いて女心を弄ぶのがズルい既婚者男性の特徴です。
ではこうした男性は、実際にはどんな本心を抱えているのでしょうか。
ただの遊び
女性に対して誠実な男性、家庭はあるけれども本気で奥さん以外の女性を好きになってしまう既婚者男性も全くいないわけではありません。
しかし上記のような男性はかなりレアです。ほとんどの既婚者男性は、家庭をはじめとした日常生活のことをひととき忘れて楽しむことのできる都合のいい女性と遊びたい、と考えて不倫するのです。
当然、こうした男性はハナから離婚する気なんてありません。付き合い続けても未来はないので、早めに見切りをつけることをオススメします。
恋愛は家庭とは別物
たとえ大恋愛の末に結婚したという人でも、長く結婚生活を続けていると、相手に対して異性を感じない、マンネリ状態に陥ってしまうものです。
もちろんその状態になっても奥さんやお子さんのことは大切。だからこそ十分に幸せだ、と感じて満足している既婚者男性もいます。
ですが、残念ながら中にはまだ遊びたい、刺激が欲しいと考えてしまう既婚者男性もいます。そして、こうした男性が刺激を求めて不倫に走るのです。
もちろん不倫相手のことも嫌いではありませんが、それと同等以上に彼らは家庭を壊す気がありません。
ですから、こうしたタイプの男性もやはり、一緒にいても将来性がないと考えた方が良いでしょう。
恋愛そのものを楽しみたい
いくつになっても、家庭があっても、恋愛している状態が好き、というタイプの男性も一定数います。
恋愛をしていると、確かに日々が楽しく感じられ、仕事などへの活力にもなることでしょう。だからこそ、家庭の存在は頭の隅に置きつつも、隙があれば恋愛できる機会を狙っているわけです。
とはいえ、このタイプの男性は性欲にはあまり重きを置いておらず、どちらかというとプラトニックな疑似的恋愛を楽しみたい、という人の方が多いようです。
性欲を発散したい
一般的に、男性の方が女性と比べて性欲が強いと言われています。
もちろん常識的な男性なら、自分には家庭があるのだからと考えるものですが、中にはとにかく性欲を発散したい。または、奥さんとの性的な関係に満足できておらず、家庭の外で欲求を満たしたい、と考えて不倫に走る人がいるのも事実。
このタイプの男性は基本的に相手は誰でもよく、とにかく肉体関係を持てる機会を狙っています。
自分もそうした肉体関係を楽しむ、という考えで相手と付き合うのはあなたの自由ですが、ひとつ忘れずにいてほしいのは、肉体関係を持てば2人の関係は法的にも不倫とみなされてしまうということです。
当然、奥さんにバレれば損害賠償を請求されることにもなります。そのようなリスクを負ってまで付き合い続けるに相応しい相手かどうかは見極めた方がいいでしょう。
優柔不断・受け身で自分の意志がないだけ
不倫に走るような既婚者男性は口が達者でズルい人も多いですが、中には優柔不断で受け身なタイプの男性もいます。
こうしたタイプの男性は、家庭があるからと断っていても、自分に告白してくれた独身女性をフって傷つけてしまうのも悪い気がして、そのまま不倫関係に突き進んでしまうのです。
基本的にこの手の男性には悪気はないのですが、だからこそズルくてタチが悪いとも言えるでしょう。
最後に
一度ズルい既婚者男性との付き合いが始まってしまうと、実る可能性の低い不倫関係にハマり込み、身も心も疲れ果ててしまうようなことになってしまうかもしれません。
もし自分の相手が今回紹介したようなタイプの男性に当てはまるようなら、本気で略奪しにいくのか、あるいはもう不毛な不倫関係を清算するのか、一度しっかりと考えた方が良いでしょう。
コメント